




















今日は20代で年収1,000万円を目指そう!という感じのテーマで書かせていただきます。
私は30前半で外資系企業に転職をし、日系企業時代よりも給料は増えました。
もっと早く転職していれば…なんて思ったことがあります。
お金の勉強で稼ぐ力を伸ばすのが大事だよと書かせていただきました。
今日は若いうちから稼ぐ力を爆発させる転職について書いていきたいと思います。
「いま大学生で就職先や年収について考えている」
「入社して働き始めたけど年収は400万円くらい、もっと高いところを目指したい」
「新卒から5年以上同じ会社で働いているが給料が上がらない、満足できていない」
このように感じている人には今日のお話は年収アップを目指す良いヒントになるかもしれません。
・日本のサラリーマンの実態について
・IT業界が狙い目、ホワイトかつ年収1,000万円越えの企業
・年収がアップする転職の可能性をあげよう
日本のサラリーマンの実態について
まずは日本のサラリーマンの実態から確認をしましょう。
20代で年収1,000万円を超える人の割合は0.2%を下回っているようです。
また年代に限らず、日本全体における年収1,000万円超の人の割合は4%前後とかなり少数です。
また平均年収は20代の場合、約200万円〜250万円が目安と言われているようです。
こうして見ると年収1,000万円は非常に高い数値ですよね。
もう少し具体的な数値を見ていきましょう。
年収の中央値を年代別に見ると、20代が310万円、30代が400万円、40代が450万円、50代以上が500万円となっています。
先ほどの平均年収より20代は高めですよね。
ちなみに平均値と中央値についても解説をしておきます。
年収の相場を知りたい場合は、平均値でなく中央値を見るべきと言われています。
平均値:データの数すべてを合計して、それをデータの数で割ったものです。
平均値は皆さんがよくご存知の通りです。
中央値:こちらはデータを昇順もしくは降順に並べて、その中で一番真ん中にくる数値です。
「平均と何が違うの?」という方も多いかと思います。
平均値で年収を見た場合、集計に参加した人たちの中に「年収数千万円あるよ」という人が多かった場合、皆さんの知りたい本当の真ん中の数値が見えなくなってしまいます。
どういうことかというとその場合の平均値は実態と大きくかけ離れたものになるということです。
皆さんが知りたいのは真ん中に来る値ですよね?
それを求めるのが中央値となります。
なお、年収の場合は逆も然りでブラック企業勤めで「年収が200万円くらいです」という人が多いと、こちらも実態とはかけ離れてしまいます。
つまり平均値は、少数の突出した数値の影響を受けるため、必ずしも全体のおおよそ真ん中の数字をえられるとは限らないということになります。
中央値だと、そうした影響を受けにくく、皆さんの知りたい真ん中の数値を得られます。
よって年収額などの相場を知りたいときは、中央値を参考にするのが良いとされています。
以前、別の記事でも日系企業の特徴について書きましたが、基本は年功序列の評価制度である程度年齢が高くならないと給料が上がりません。
以前の記事はこちら
これは業種が違っても大きく変わらないようです。
大きく変わるのはどういう企業かというと、ベンチャー企業で20代でもバリバリ成果に応じた評価をしてくれるところとなります。
しかし、ベンチャーはリスクも大きいです。
業務内容や業績、福利厚生など企業の状態をきっちり把握して臨む必要があります。
さてさて、これだけ見ると「20代で1,000万とかサラリーマンじゃ無理じゃん!」と思いますよね。
一部の企業、「キーエンス」とか「大手商社」、「大手放送業」、「大手不動産会社」くらいしか選択肢がないように見受けられます。
これらの企業は入社のハードルも鬼のように高いですし、あまり現実的ではないですね。
IT業界が狙い目、ホワイトかつ年収1,000万円越えの企業




















それでは本題です。
20代で1,000万円を目指せる企業はあるのでしょうか?
実は結構あります。
業種はIT業界が狙い目です。
比較的先進的なモノの考え方の企業が多いので年功序列ではなく、成果主義もしくはそれに近い給与形態が多いのが特徴です。
しかし、IT業界とはいえ日系大手SIerや日系大手企業のIT子会社は残念ながら年功序列です。
こうした企業は平均年収は割と高めですが、課長クラスで700万円前後(年齢的には30後半から40代半ば)、部長(40代半ば以降)で900万円に届くかどうかというところが多いです。
ではどういうところが20代で年収1,000万円を狙えるのか?
①営業職でベース給料+インセンティブのもらえる会社
②技術職(SE)でプログラミングができ、成果に応じてインセンティブが発生する会社
①については単純です。
営業はベース給与という形で毎月もらえるサラリー(給与)が決まっていて、残りのインセンティブというのは目標数字をクリアした場合に発生する追加報酬になります。
②技術者の場合、勤続年数に応じてとか、資格取得に応じてインセンティブが発生します。
できるプログラミング言語の種類にもより、希少なスキルを持つ方は優遇され給与がかなり高く設定されることになります。
私も営業マンですので①の紹介がしやすいのですが、技術者と違って営業は専門的な技能がなくてもできるので技術職より年収1,000万円以上を狙いやすい印象です。
「営業なんてできない」という方もいるかと思いますが、これについては全然大丈夫です。
なぜなら私がまさに「営業できない」人間なのに営業職をずっと続けているからです(笑)
さてIT企業で年収1,000万を狙えるところはどんなところでしょう。
リモートワークが盛ん、服装が割とカジュアル、働きやすい、福利厚生も充実、そして年収が高いという感じです。
具体的な企業は以下の通り。
・NRIセキュアテクノロジーズ(野村総合研究所グループ:日系企業)
・ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(日系企業)
・シスコシステムズ(外資系)
・Facebook Japan(外資系)
・アマゾンウェブサービスジャパン(AWS:外資系)
・マイクロソフト(外資系)
・ヴイエムウェア(外資系)
・セールスフォースジャパン(外資系)
・グーグル(外資系)
・アカマイ・テクノロジーズ合同会社(外資系)
・日本オラクル(外資系)
・Adobe(アドビ:外資系)
・クラウドストライク(外資系)
・Okta(オクタ:外資系)
こうして見るとほとんどが外資系企業ですね。
日系企業は20代から年収1,000万円が得られるようなチャレンジをさせてくれません。
逆に外資系は年収1,000万円を勝ち取る機会を多く与えてくれます。
外資系企業に入社するには20代前半で培った自分の能力をいかにアピールできるかに掛かっています。
うまく入社することができれば、あなたには日系企業とは比べ物にならない金額のオファーが出ます。
会社の中で自分の知識・スキル・立ち位置をどんどんアップデートしていければ、年収もどんどん上がります。
上司に交渉して売り込める才能がある方は一気に上がっていくはずです。
私は「営業ができない」= 売り込みができないので、給与アップは少しずつではありますが、それでも日系企業にいた頃の何十倍もの速度で給与アップしています。
ちなみに日系企業の頃は等級が1つ上がっても月5,000円〜1万円とかしか上がりません。
これが外資系企業では年収ベースで100万円とか200万円とか上がります。
いかがでしょう?
そんな会社本当にあるの?と思うかもしれませんが、実際にあります。
そういった企業を探したければOpenWork(オープンワーク)を活用しましょう。
実際にその企業に在籍していた方の生の声が書かれています。
私の所属する企業についてもチェックをしてみましたが、概ね現状と合っていましたので参考にするには良い情報かと思います。




















年収がアップする転職の可能性をあげよう
さて年収1,000万円の道が見えてきましたね。
では実現に向けてまずは基礎を固めましょう。
まずは職務経歴書のクオリティを徹底的に高めましょう。
特に外資系への転職は職務経歴書が非常に重要です。
職務経歴書は皆さんという商品を会社側にPRするための「プレゼン資料」であり、皆さんのスキルや特徴を伝えるための「取扱説明書」になります。
採用側は、職務経歴書を通じて以下の内容を確認します。
・自社の方針と合うスキルを持っているか
・実績が自社の今後に役立つか
・転職の目的や軸が明確か
・準備ができているか
・決断力があるか
・柔軟性があるか
ちなみに外資系の職務経歴書は英語で結論から簡潔に書いていきます。
こうしたちょっとしたポイントやテクニックをいくつも盛り込むことで自分の価値を最大化しましょう。
それでは本日はここまで。
また別途、転職成功の可能性アップについて書いていきたいと思います。
転職には役立たないかもしれませんが、お金を稼ぐための力は転職の原動力にもなりそうなので、ぜひおすすめの本も見てみてください。↓↓↓↓
