
今年のゴールデンウィークは大型連休にされた方も多いかと思います。
「明日から仕事と思うと憂鬱で仕方ない」
「連休明けはモチベが上がらない、休みたい」
「もう最終日、何したらいいかわからない」
こんな悲痛な声が聞こえてきそうです。
しかも、日本列島多くの場所で本日は雨ですからね…気分も滅入りそうです。
今日は連休最終日の憂鬱感を払拭し、今日1日をより良い日にするための方法をご紹介します。
今日の内容は以下の通り。
・連休最終日に憂鬱になる理由
・憂鬱感を減らす、思考の切り替え方法
・最終日の有意義な過ごし方について
連休最終日に憂鬱になる理由
皆さんこんなフレーズを聞いたことはありませんか?
「サザエさん症候群」:
日曜の夕方から深夜、「翌日からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になることの、日本における俗称
「ブルーマンデー症候群」:
休日明けの物憂い月曜日を指し、休日最終日から休み明けにかけて感じる憂鬱な気分のこと。社会人の多くは土日休みで月曜日から仕事が始まるため、「ブルーマンデー」という言葉が使われる
これらは私たちが日常を1週間というサイクルで繰り返すものとして認識しているため、休日が終わると仕事が始まると考えてしまうことで発生するものになります。
スタート地点をどこに置いているか?
土日休みの方は月曜から仕事を始めますよね。
明日から仕事が始まる、だから憂鬱だなぁとなるわけです。
そしてゴールデンウィーク最終日というのは、その日常のサイクルの強化版と言えます。
何せ通常より長い連休の最終日なのですから、その破壊力は通常の何倍もあると思われます。
ところで皆さん、休み明けの仕事を「憂鬱」と感じる原因は何だと思いますか?
連休中や土日の休みが充実していたから、その楽しい時間とのギャップで憂鬱。
連休中ののんびりした雰囲気をもっと味わっていたい。
このような楽しさやゆっくりできるという休日特有の感情が原因となっていそうですね。
でももっと深掘りをしてみましょう。
では何故そのような感情が出てくるのか?
仕事をしているいつもの日常は皆さんにとってどういうものなのか?
憂鬱な気分になってしまう理由には、もしかしたら日々感じている「仕事や人間関係のストレス」が関係しているかもしれませんね。
仕事や人間関係にストレスを感じている場合、毎日自分の身体と心になんとかエンジンをかけて出社している状態のはずです。
そんな状態が5日間続いたあとの休日は、普段の緊張感から一気に解放された気分になると思います。
しかし、せっかく休日を満喫しても、日曜の夜になると翌日の「緊張モード」が再び訪れることに抵抗を感じ、憂鬱な気分になってしまうのではないでしょうか。
皆さん、毎日のお仕事楽しめていますか?
上記の通り、休日と平日のギャップが大きいほど、ダメージは大きくなりそうですね。
憂鬱感を減らす、思考の切り替え方法
連休最終日に憂鬱になる原因がなんとなく見えてきましたね。
そう、普段とのギャップです。
そしてその裏には仕事や人間関係のストレスも少なからず影響がありそうですね。
ではどうしたらそれらを軽減できるのでしょうか?
仕事や人間関係が原因の場合、転職したり、環境を変えるというのは一つ手ですよね。
でもそれって簡単にはできないですし、何よりものすごく労力が必要ですよね。
長期的な目線では転職活動なども視野に入れて良いと思いますが、そこまで仕事や人間関係で悩んでいないのであれば、すぐに実践できることを考える方が良さそうです。
まずは考え方から見てみましょう。
皆さんが大型連休の時、充実した休日、楽しんでゆっくりできて最高ですよね。
でも、そのような楽しい時間は実は他の誰かの力で支えられてるからできることではないでしょうか?
私たちの休日は休んでいる私たちの代わりに休まなかった他の人たちが支えてくれています。
サービス業、飲食店、運輸業などなど、私たちの休日でも活動してくれている人がいるから成り立っていますよね。
そうした私たちの休日に潤いをもたらしてくれる活動を支えてくれている人たちに感謝をするのはどうでしょう?
楽しい時間の裏にはそれを支える人たちがいてくれたからできたことなのです。
逆にその方々が休日の時、私たちが働くからこそ、私たちの休日にその方々が助けてくれている。
そう考えると日々の仕事も「嫌なこと」、「面倒なこと」ではなく、誰かのためにしている事と思えませんか?
誰かのために仕事ができる、普段の仕事を楽しめれば、休日後いざ仕事に戻るという日常とのギャップを大きく減らせると思います。
次に連休中の考え方についても触れていきましょう。
せっかくの連休なのにそれを楽しむことより「あと5日」「あと3日」…と連休の終わりに意識が向いていないでしょうか?
こうなると連休中にも関わらず辛い精神状態になっているはずです。
連休が終盤に差し掛かってくると、「もっとああしておけばよかった」と、過ごし方について後悔してしまう。
一度その考えに襲われると、既に触れたカウントダウンとも相まって、ネガティブな思いがどんどん膨らんでしまうのです。
連休中は楽しむことに集中しましょう。
せっかくの休日と考えると日常とギャップが大きくなってしまうので注意が必要ですが、平日は仕事を楽しむ、休日は別のことを楽しむという感じで、自分の活動に楽しさを見つけていきましょう。
なお、休日明けが「憂鬱になるのは当たり前」、それは「自分だけではない」と理解するのも重要です。
皆さん、認識することでギャップというものは緩和されることをご存知ですか?
そもそも私たち人間はネガティブがベースの生き物です。
仕事が嫌だ〜と考えていても、いざ出社してしまえば大丈夫なものです。
さらに言ってしまえば、「会社に行くことが最大の悩み」というのはとても幸せなことではないでしょうか。
考え方一つで「GW明けに突然気持ちや生活を切り替えるからしんどい」という状態を回避できそうですね。
そもそもGWも連休も普通にあるものと捉え、そこに一喜一憂しなくて良いと思います。
仕事をすることで味わえる幸福感があるということを思い出すだけで次の日が憂鬱ではなくなるのではないでしょうか?
最終日の有意義な過ごし方について
それでは最終日、どのように過ごすのが良いでしょうか?
・仕事に備えて準備をする日にする
・明日からやるべきことを書き出して整理しておく
・明日の仕事は60%くらいの力でこなせるよう、今日のうちに少し進めておく
このようにギャップを埋めるための作業をしておくのは良いかもしれません。
また別の視点で仕事に備えても良いかと思います。
・自宅でゆっくりと過ごす
・温泉やマッサージに行ってリラックスする
自宅でゆっくり過ごすというのはギャップを大きくすると思いがちですが、これも考え方次第かと思います。
大型連休で上がったテンションを落ち着けるためにゆっくりするというのであれば、仕事に向かう準備をするのと変わらないと思いませんか?
また心身ともに落ち着かせるという意味で温泉やマッサージは非常に効果的だと考えます。
こちらも昂った気持ちを落ち着かせる手段として有効ですし、仕事にも良い影響を与えてくれそうです。
人は誰でも休日明けの憂鬱になるものです。
仕事内容や会社での人間関係にストレスを感じている人が陥りやすいと言われていますが、あまり深く考え過ぎない、考え方を少し変えてみることで違った風景を見るということも大切です。
ぜひご紹介した方法を参考に、あなたなりの気持ちの切り替え方法を見つけ、気分よく休み明けの仕事に向かいましょう。
