



















今日ご紹介する本は「ひとりビジネスの教科書 Premium 自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法」になります。
「会社員の給料だけじゃやっていけない、副業しなきゃ…」
「年功序列、終身雇用も終わった、自分で稼げる力を付けなくちゃ…」
「会社員をしながら節税対策をしてできる限りお金を手元に残したい」
皆さんこんな悩みありませんか?
コロナ禍以降のビジネスのあり方や変化は凄まじく、業種業界によっては収入が不安定になり、転職したり副業を始めたという方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな変化の激しい現代社会を生き抜くヒント満載、今の会社にしがみつくだけではいけないと考える方におすすめの一冊です。
本書は副業にはじめて挑戦する人が最初の一歩を踏み出すまできっちり教えてくれます。
もしいま勤めている会社がなくなっても自分らしく生きていける力を身につけたい方はぜひ読んでみてください。
本書について
<本書の著者>
佐藤 伝(さとう でん、1958年(昭和33年)3月2日 – )は、日本の作家、講演家、メンター。
国際ナイン・マトリックス協会(iNMAX)会長。行動習慣・研究所 代表。
大谷翔平選手も愛用中の「 9マス (ナイン・マトリックス)」というユニークな問題解決&夢実現法の開発者として、上場企業のリーダー研修や教育機関(小・中・高・大)での講演に引っ張りだこの人気講師。
本書「ひとりビジネスの教科書」は学研プラスによって2020/8/4に出版されました。
会社員・専業主婦・学生など、さまざまな立場の人が「ひとりビジネス」を始めるためのノウハウを記した本になります。
本書の要約
本書では会社員・専業主婦・学生など、さまざまな立場の人が自宅で起業をしてお金を稼ぐノウハウが詰め込まれている本になります。
「ひとりビジネス」とありますが、これは読者自身がビジネスオーナーとなって自宅で起業することを言っています。
「起業と聞くと難しそう」
「起業しようにもアイデアなんてないよ」
「どうしたら起業できるかわからない」
こんな声が聞こえてきそうですね。
そこで本書では「ひとりビジネス」をするためには何をしたら良いのか、どんなことに気をつけなくてはいけないかを解説しています。
「ひとりビジネス」は会社員とは違い、自分の好きなことや人の役立つと思うことを仕事にして、より自由な生き方ができる働き方です。
現在フリーランスの人、これからフリーランスになりたい人、副業を始めたい人にもおすすめです。
本書で紹介されている方法は過去のお金の勉強シリーズにも繋がります。
ぜひ過去記事にも目を通してみて下さい。
ポイントは「5つのフェーズ」
本書では起業して働く「ひとりビジネス」を成功させるための道標として5つのフェーズを挙げています。
フェーズ1:迷いの状態
文字通りひとりビジネスをするかどうか迷っている状態です。
「興味はあるけれどやる自信がない」「起業したいと思うけれど、何をやればいいか分からない」
このようにまだスタートを切っていない人が属しています。
フェーズ2:テーマを決める
テーマつまり、ビジネスの方向性を決める段階です。
このときに大切なのは「誰に、何を、どのようにする」のかを明確にすることになります。
フェーズ3:コンテンツ作り
コンテンツ作りで大切なのは自分ならではの価値を見つけることです。
また焦らず徐々に商品やサービスを拡充していく姿勢になります。
初めから大きな投資をして大きなリスクを背負うのではなく、初期投資を減らすことで失敗してもダメージは最小限に抑えることが大切です。
本書では、シャンプーやリンス、洗顔フォームなどを組み合わせた「自分だけの旅行セット」を例として解説しています。
フェーズ4:集客・販売する
集客販売ではオンラインとオフラインの両方が大切と書かれています。
対面で商品やサービスの良さをアピールするリアルはもちろん、幅広い人に宣伝をするためにはネットの活用も欠かせません。
ブログ、サイト、メルマガ、SNS (Twitter、Instagramなど)、動画・音声(Youtube、Clubhouseなど)など様々なツールを駆使しましょう。
フェーズ5:自動化する
自分でビジネスを行う「ひとりビジネス」では自動化がキーになります。
事業の歯車に自分を組み込んでしまうといつまで経っても忙しいままです。
本来の資産となるビジネスは仕組み化をして自分が歯車にならずにビジネス自体が働いてくれる状態になります。
この辺りの考え方はお金の勉強シリーズでの取り扱っておりますので、ぜひ過去記事も見ていただければと思います。
「ひとりビジネス」の方向性・コツと心構え
「ひとりビジネス」をする上で方向性を明確にしておくことが非常に重要です。
フェーズ2のテーマを決めるでも記載されていますが、「誰に、何を、どのようにする」という方向性、いわゆるコンセプトがしっかりしていないとお客様ニーズを満たす、売れる仕組みづくりができません。
では方向性を決める上でのヒントについて解説をします。
それはコミュニティを作る、もしくはコミュニティに参加することです。
どういうこと?と思うかもしれませんが、「ひとりビジネス」だからといって、すべてひとりでやる必要はないのです。
コミュニティで情報交換をして、色々な人のアイデアや考え方から学び、方向性を詰めていくという形で活用すれば良いのです。
また同じ考え方や方向性に共感いただける仲間を見つけて一緒にビジネスをしても良いということです。
そして心構えですが、「常にWhyを問い続ける」ことが重要です。
失敗や挫折、迷走しても軌道修正できるように常に自分に問いかけていく、初めに決めた方向性からズレていないか確認を怠らないといった心構えが大切です。
本日は以上、新しい時代の働き方として「ひとりビジネス」も一つの選択肢として考えて良いかと思います。
ご興味の方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。




















