【実践編】お金の勉強:米国ETFで長期投資(VYM:高配当ETF)

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今日はお金の勉強:実践編ということでインデックスファンドへの長期投資を前提に「何から始めようかな?」の第一歩を考えてみたいと思います。
過去のお金に関する記事はこちら

<スタンス>
・長期積立投資をする
・インデックスファンドに投資する
・複利の効果は狙っても狙わなくても良い
・相場をあまり気にしない放ったらかし投資

まず初めに長期の積立投資を行う前提です。
貯める力、稼ぐ力で投資の種銭を作り、コツコツをお金のなる木を買いましょうというスタイルです。
月々、数万円程度の積立投資を行い、リスクを抑えつつ最終的な値上がり益を老後に取得しましょう。

よって投資手法はインデックス投資になります。
インデックス投資とは、指数(インデックス)と同じ値動きを目指し、15年以上の長期目線で投資をする手法です。
長期で投資をすることでリターンが安定しますし、インデックスファンドは運用をプロに任せられ、銘柄も広く分散できる優れものです。

複利の効果を最大限に得たい場合は、分配金の再投資を行い、月々のお小遣い重視の方は配当金(分配金)として受け取りでも良いです。
この辺りは個人の状況に合わせて緩く柔軟に設定していくのが良いかと思います。

最終的に相場をあまり気にせず(一喜一憂せず)、将来的にお金が増えていたという形が理想ですね。
というわけでインデックスファンドは何に投資をするか?ということですが、今日は米国の高配当ETFであるVYM(VANGUARD HIGH DIVIDEND YIELD ETF)に焦点を当てたいと思います。

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VYM(VANGUARD HIGH DIVIDEND YIELD ETF) は、米国籍のETF(上場投資信託)のことです。
ETFというのは株価指数と連動する運用成果を目指している投資信託のことで、株取引と同様に証券取引所で売買されるものになります。

つまり先にあげたインデックス投資の銘柄の一つということですね。
VYMは「FTSEハイディビデンド・イールド指数」との連動を目指したETFとなり、全米国銘柄の中から大型株を中心に予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成されています。

インデックスファンドでありながら高配当利回りを目指しますよというものです。
余談ですが通常、長期積立のインデックス投資というと複利の効果を最大限にするために、分配金再投資型で突き進むスタイルです。
今回ご紹介しているのは高配当とあるとおり、配当金(分配金)が得られるもので分配金の再投資を自動で行わないものになります。

むしろ配当金(分配金)が自動で入ってきます。
おこづかいチャリンチャリン、金の卵を生むニワトリGetだぜ!な銘柄です。

インデックス投資は初心者でも始めやすい手法ですが、「毎月のキャッシュフローが増えない」ので正直投資している感じがしない、日々の生活自体は変わらないという投資手法です。

初心者が無理なく続けるなら少しでも月々の家計の足し(おこづかい)があったほうがやりやすいかなと思い、この銘柄をチョイスしました。

話を戻しますが、VYMは米国の金融・生活必需品・ヘルスケアを中心に連続増配企業や高配当の銘柄で構成されているため、配当利回りは3%前後と比較的高いのが特徴です。
この銘柄1つ買えば米国の大型株を中心に予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄に満遍なく投資できるというものです。

ちなみにVYMはつみたてNISAで投資することはできません。
配当(分配金)は受け取れますが税金はきっちり(日本と米国の二重で)取られるのでその点はご認識ください。
分配金は年4回の決算において支払われます。

米国株と聞くと皆さんご存知GAFAMなど、米国を代表するテクノロジー系企業の株式が思い浮かぶと思います。
ただし、これらはVYMではあまり比重が高くありません。
GAFAMなど銘柄は成長株ではありますが、無配または低配当の銘柄ですので組入比率は低いのです。

代わりにVYMは安定した配当が可能な銘柄を中心として構成されているということになります。
爆発的な値上がりよりも、安定した高配当を重視したセクター比率と言えます。

VYMの価格はコロナショックにより大幅に下落しましたが、その後は堅調な推移で価格を上昇させています。
すでにコロナショックによる下落も取り戻し、右肩上がりの上昇をしていますので高い配当のみならず、価格の上昇にも期待できる銘柄と言えます。

ただし、米国の金融不安などからこれから先も同様に右肩上がりが続くかどうかについては意見が分かれており、また今後も相場への短期的にネガティブな影響を与える出来事が起こる可能性もあるため、一定のリスク管理は必要になります。

ただしインデックスファンドというのは基本右肩上がりで推移するものです。
世界は常に進化し、良くなっていっています。
この辺りの考え方、データで世界を見るためにはファクトフルネスな物の見方が必要になります。
書籍:ファクトフルネス、投資判断の材料としてもおすすめです。

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VYMに投資するメリットを3つ挙げてみます。

①VYMの経費率の低さ:0.06%と非常に低めに設定されています。
これは100万円のVYMに対し年間600円の経費が必要であることを意味します。
他のETFと比べても安いのは税金を取られることを考えても有利ですよね。

②分散投資のしやすさ:組み入れ銘柄は400社以上と、他の高配当ETFに比べ圧倒的に数が多いです。
ETF1銘柄だけで400社への分散投資を行えるので、リスク分散としては最適ですね。

③配当だけでなく、値上がりも期待:高配当が注目されるVYMですが、ETFそのものの値上がりも期待できます。
直近5年で33%以上、設定以来では110%を超える値上がり率を記録していますし、今も右肩上がりで推移しています。
分配を受け取りつつ値上がりも期待できる長期投資対象の銘柄として非常に優秀ですね。

他にもHDVやSPYDといった優秀なETF銘柄がありますが、正直初心者はこれ1本でも良いかなと思えるくらい構成や経費率、期待値のバランスが良い銘柄です。

ぜひ参考にしていただければと思います。
私もHDVやSPYDではなく、VYMに投資しています。
国内株式や全世界などは積立NISAや通常の株式投資で行うようにしています。

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