
皆さん、日々様々なストレスに晒されているかと思います。
ストレス、それは言い換えると「悩み」を抱えているということです。
ちなみに「悩み事の9割」は「ネガティブな感情」によるものと言われています。
今日はネガティブな感情をリセットすることでストレスを発散!
日々のマイナスをプラスに変えていく方法を考えていきましょう。
本来、人は悩み事があった場合その原因を取り除こうとします。
しかし、実際には悩み事の原因を取り除くことは非常に困難です。
逆に原因を突き詰めるほどストレスを大きくしてしまう可能性が高いです。
皆さんの悩みはおそらく外的要因がほとんどでしょう。
他人を変えることが難しいのは皆さん日々の生活で嫌という程経験済みかと思います。
つまり、悩み事の原因を取り除くのではなく、ネガティブな感情をリセットすることで、ストレスを軽減しましょうというのが本日のテーマになります。
例えば職場で厳しい上司が嫌だと感じている場合、その原因を取り除こうとすると…
①上司に消えていただく(不可能)
②部署異動する(すぐにはできない)
③転職する(すぐにはできない、そして難しい)
④仕事を辞める(現実的でない)
こんな感じになるかと思います。
どれも現実的ではなく、考えれば考えるほどしんどくなりそうですね。
こういう場合、上司が厳しくて嫌だというネガティブな感情をリセットすることを考えましょう。
例えば、上司が厳しいのは私に期待をしてくれている。
厳しい上司だが、逆に無関心で何もしてくれないより頼りになる。
確かに厳しいが他に良い面がいくつもある(良い面を探してみましょう)
こうして上司が厳しくて嫌というネガティブな感情をポジティブに変換をしていきましょう。
考え方、視点を変えてポジティブに置き換える。
こうすることで悩み事はそれほど気にならなくなります。
人間の脳は悩んでいるときにはコルチゾールなどのストレスホルモンが出ています。
これを抑える為には体を動かす、意識を逸らす、楽しい事を考えて良いホルモンを増やすという対策が必要になります。
同じ厳しい上司の元で働いていても楽しそうに仕事をする人とそうでない人の差は何か?
それは脳内物質の種類の違いなのです。
コルチゾールなどが多ければストレスを感じながら仕事をしています。
逆にドーパミンが多ければ楽しく仕事ができます。
所詮、私達の脳は脳内物質でコントロールされています。
ネガティブな要素を無理矢理にでもポジティブな要素に置き換えれば辛さは軽減できてしまいます。
これを理解しているのとそうでないのとでは感情コントロールの面で大きく差が出てしまいます。
どんなに辛い状態でも投げやりにならず、ポジティブな要素を探しましょう。
見つけられさえすれば一気に心が楽になります。
もし皆さんが苦しい状態に置かれたら自分を1度客観的に、一歩下がって見てみましょう。
自分の置かれた状況を俯瞰的に見てみることでポジティブに置き換えられる要素を見つけやすくなります。
悩み事を一瞬で消す方法というのは、現実的にないのかもしれません。
しかし、悩みや問題に直面した場合は、時間をかけて自分自身で考える。
もしくは専門家の助けを借りるなどすることが必要と言われています。
ただ、そうは言われても自己解決しなくてはいけないケースが多いのが人生というものです。
その時にストレスは悩み事からきている。
悩み事はネガティブな感情からきている。
ネガティブの原因を深掘りするより、見方を変えてポジティブな要素を探そう。
そうすることで脳内物質が変わりストレスが減るのだと理解することが役に立ちます。
悩みを解決するためには、適切な休息やリラックス方法、運動、健康的な食生活などを取り入れることも重要です。
しかし、いつでも自分にとって心地よい趣味や活動に時間を割けられるわけではありません。
気分転換という観点でも見方を変えるということは一番簡単かつ迅速にできるストレス発散方法なのです。
最後にもう一つ、「自分で考えて解決できるもの意外は無視をする」のがストレスを溜め込まないコツです。
真正面からストレスに向き合うというのは非常に骨が折れます。というか心が折れます。
ブッダ的に言えば「苦しすぎること」、「簡単すぎること」どちらに偏りすぎてもうまくいきません。
「中道」を行くとある通り、適度なラインを見極めてこれは自己解決できる、これは無理だから無視、これは勝手に解決するという感じで、あくまで自分でできることに注力しましょう。
以上、本日は感情リセット方法でした。
