子供の頃に習いたかったお金の話1:資本主義社会と経済的な自由について

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私の家は田舎の平凡な家庭です。
さほど裕福とは言えませんでしたが、それでも親はいくつか習い事をさせてくれました。
これには本当に頭が下がります。
自分に大きな子供がいてもおかしくない年齢になってやっと親の偉大さに気づかされました。

社会人になって10年が経とうとも、私は将来のことやお金については無知でした。
そのため親お偉大さにも気づかなかったのです。

妻を迎え、子犬を迎え、家庭を持つようになってようやく将来を考えるようになりました。
これから先どう生きていくか。
そのためにお金はいくら必要か。
お金を貯める、増やすにはどうしたら良いか。

こうして私はお金の勉強を始めました。
でも正直に言います。

「もっと早くお金の勉強しておけばよかった…」
「子供の頃からお金について知っていたかった…」
「お年玉、もっと有効な使い方をしておけばよかったー」(笑)

そう、お金の勉強をしている今だからこそ本当にもっと早く知っておきたかった。

私たちの生きる社会は資本主義経済です。
企業が資本・元手を使ってモノやサービスを作り、販売することで市場が回る仕組みです。
商品の価格は、需要と供給の関係で決まり、労働力も商品と考えられています。

そしてサラリーマンは企業の商品を生み出す、販売するための歯車です。
つまり労働力を企業に買い取ってもらい、代わりにお給料をいただいています。
安定した給料をいただける反面、大きなリターンは得られない仕組みです。

資本主義社会で有利な立場は”経営者”または”投資家”です。
彼らはお金を生み出す仕組みの外にいて、仕組みを考える人たちです。
リスクもありますが、成功した時のリターンは青天井です。

逆に仕組みを回す労働力になるのは”従業員”です。
また形態は多少異なりますが” 専門家”も基本的には仕組みを回す歯車のひとつです。

資本主義社会では”経営者”または”投資家”にならないと”経済的自由”を得るのは難しいです。

知っておきたかったもう一つのこと、”経済的自由”。
私たち一般人の生活は日々の労働から得られた収入でいかに暮らしていくかというものです。

給料 – 生活費 = 残りが貯蓄や自由に使えるお金となります。

自分が働かなくてはいけないので時間を労働力として企業に提供しています。
そして稼いだ給料は穴の空いたバケツの如く生活費に消えていきます。

当然、給料>生活費であれば多少の貯蓄ができます。
しかし、多くのサラリーマンの平均給与は年収500万円前後です。
つまり貯められるお金もそれほど多くはありません。

私はできればお金に余裕があって、趣味や新しいことにチャレンジする時間が欲しいです。
家庭を円満に、穏やかに維持するためにもお金が必要です。

“経済的自由”、ぜひ手に入れたいです。
そのために”経済的自由”とはどういう状態かを理解する必要があります。

“経済的自由”とはつまり生活費<資産所得という状態です。

資産所得とは投資で得られる所得のこと、つまり”資産”が生み出したお金のことです。

私たち一般人がお金を増やすための方法として現実的なのは”資産”を持つことです。
貯めたお金で”資産”を買い、”資産”に働いてもらうことで時間やお金の余裕を持つ必要があります。

私がここで言う”資産”は主に”株式”を指しています。
他の資産になりうるものは扱いが難しく、一番現実的に資産として持ちやすいのが”株式”になります。

“資産”を買うにはある程度まとまったお金が必要ですが、株の場合は少額からも投資できます。
また掛けた時間が長ければ長いほど、お金を増やせる機会が多くなります。

“株式”に投資して”資産”を得る、つまり資本主義社会で有利な”投資家”になろうと言うことです。
これはいま思うと本当に「子供の頃に知っておきたかった」話です。

将来、プロのサッカー選手になる!と考えて頑張っていた頃に眉唾かもしれません。
でも夢とは別に現実的にお金持ちに近づく方法があると知っていたら…

社会人になる頃から準備を進めていられたのではないかと思うのです。
今頃はある程度の資産を持って少し裕福な暮らしができていたのではと思うと悔しいですね。

自分に子供がいたらこうしたお金に関する知識は子供が興味を持てるように上手く教えたいです。

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