「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣

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今日は自分自身メンタルが弱いと思い込んでいる方、必見の一冊!
『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣』をご紹介します。

最初にまとめ
本書はメンタルの弱い自分を見つめ、逆に自分の強さに変える方法を教えてくれるものです。
次のステップで弱さを強さに変えていきます。

①自然な弱さ(落ち込みや不安)には全て理由があり、それを人間らしいと認めること
②またその弱さが警告している意味をきちんと読みとること
③その意味にしたがって行動を修正する、足りないものを補うこと

これらを具体例を元に説明してくれます。
皆さんの周りにも「自分はメンタルが弱くて」とか「豆腐メンタルですぐ落ち込みます」なんて人はいませんか?
それとも皆さんご自身が「実は私も豆腐メンタルなんです」だったりしますでしょうか?

マイナス思考に入るとなかなか抜け出せない、ネガティブな感情をなんとかしたいという方におすすめです。

著者について
視覚障害を持つカウンセラー。大学卒業後、20代で独立するがストレスから若年性緑内障を発症、視覚障害者となる。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を知るため、精神医療の実態と精神療法を探求、カウンセラーへと転身する。心理カウンセリングから、経営者、アスリートのメンタルトレーニングまで、メンタルの問題解決に広く取り組んでいる。

メンタルが弱いの真実
皆さんは自分自身のメンタルが弱いと感じる場合、それはなぜだと思いますか?
メンタルが強い人はきっと不安なんか感じない、ストレスなんてへっちゃら、そんな風に思っていませんか?

実はメンタルが強い人でも普通に不安も感じるし、ストレスも感じます。
私たち人間、みんな感情の波があるのだから考えてみれば当たり前ですよね(笑)

ではメンタルが強い人はどういう人なのかというと、弱い自分(もしくは自分のメンタルの弱い部分)をよく理解しているというのが正しい解釈になるかと思います。

メンタルが弱い=悪いこと/もの、いらないもの、ではないのです。
そういった理解ができるということは、逆にそれを強さの材料に変えられるということです。
弱さを認め、その弱さが警告する意味を理解し、行動に反映していくことで強さに変えるのです。

ではなぜメンタルが弱いと感じるのでしょうか?
メンタルが弱い人は今まで不安やストレスを感じてネガティブになる度、その弱い自分を悪いもの、いらないものとして捨ててきたのではないでしょうか?

本当はメンタルが弱い人はいないのです。
少なくとも本書ではメンタルが弱い人は存在しないと言っています。

メンタルが弱い人は存在しない
例えばターミネーターのシュワちゃんのように筋骨隆々、ムキムキマッチョは体が強いか弱いかで言えば明らかに「強い人」になります。
そんな見るからに強い人でも風邪くらいは引きますよね。

風邪を引いたシュワちゃんは果たして「体が弱い人」でしょうか?
そりゃあ「たまたま、いま体が弱っているだけ」と思いませんか?

精神についても同じことが言えます。
普段の皆さん、「特に何もないけど体調も良いし、気分も良い」という時、メンタルは弱いでしょうか?
ショックな出来事に見舞われた時、当然メンタルをやられて一時的に弱くなりますよね?

つまり精神面についても強い時と弱い時があります。
「一時的に弱っている」だけであって「常に弱い」というわけではないのです。

風邪を引いている時に無理に直そうとトレーニングをすれば逆に悪化させると思います。
同じようにメンタルが弱っている時に無理に「早く忘れよう」、「自分はダメだ」と考えても負のループを繰り返してさらにメンタルがやられるだけです。

無駄に自分自身を否定してしまう、追い込んでしまうとずっとメンタルの弱い状態が続いてしまいます。
メンタルが常に弱いと思っている人は、メンタルの弱い状態からなかなか抜け出せずにいるということです。

なぜこのようになるのでしょう?

人間の弱さは心を守るための防衛反応
どんなにポジティブな人でも不安になったりすることはあるし、悲しいことがあったら落ち込みもします。
長いストレスに晒されれば心をすり減らすものです。

しかし、これは「自然な弱さ」であり、人間が持つ心の防衛反応なのです。
風邪を引いたら熱が出る、鼻水が出るなど体がウイルスと戦うことで発生する事象があるかと思いますが、これらは人間の持つ防衛反応が引き起こしています。

心も同じです。
何かミスをして落ち込んでも、次は同じミスをしないようにしようとなりますよね?
落ち込むという行為が次のミスを回避するための防衛反応として働くのです。

辛い思いはしたくないですが、これがあることで次は同じ思いをしたくないという心理が働きます。
こうした心理が働く意味を正確に捉えていくことが重要です。

その弱さが警告している意味
メンタルは強い弱いだけで見るのではなく、自然か不自然かという観点でも見るべきものです。
自然と湧き上がるメンタルの強さ、弱さというものは大事な感情です。
しかし、不自然な強さ、弱さという感情は明らかに問題がありそうです。

不自然な弱さとはなんでしょう?
それこそが自分自身を無駄に否定してしまう「自分はダメだ」、「情けないヤツだ」という感情になります。
これはただ単にメンタル弱まっている自分を追い込み、弱い時期を長引かせる原因になるでしょう。

逆に不自然な強さとはなんでしょうか?
例えば落ち込むようなことがあった時に無理して強がったりすることがあるかと思います。
こうした「無理して○○する」となっている時点ですでに不自然ですよね。

自分の中の弱さとしっかり向き合うことで防衛反応が正しく働き、次は同じようにならない=強い状態にすることができるのです。
これこそが弱さを強さに変える、成長するということになります。

その意味にしたがって行動を修正する、足りないものを補う
自分の弱さを知ったら、次に大事なことは起きた出来事に対して足りないものを補い、行動を修正していくというプロセスになります。

例えば新入社員や中途採用などで新しい仕事に就いた場合、はじめのうちは「仕事がうまくできなくて苦しい」ということがあると思います。
しかし、この時の感情としっかり向き合い、仕事のやり方を変えたり、どうしても合わなければ転職するなど、行動を修正することで「苦しさ」からの解放に繋がります。

不快な感情と向き合い、適切に対処することができるとどうなると思いますか?
自分自身と向き合えた=自分を信じられた、ということで自分に自信が持てるようになってきます。
これこそが本当の意味での「強さ」に繋がります。

このように適切な行動修正をするために足りないものを補うことで弱さを強さに変えることができます。

いかがだったでしょう。
本書ではより詳しく、ここでは書ききれていない内容についても書かれています。
自分は「メンタルが弱い」と考えてしまいがちな方、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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